ネイリストだけどフラ踊りた~い

フラダンスが趣味の元ネイリストがハワイやフラダンス、ジェルネイルの工程を発信していきます。

ジェルネイル工程(爪の下処理)

自分で簡単にやりたい時に、ジェルネイルが出来たら。
 
自分でセルフネイルをしているけど、もっとコツが知りたい方。
 
そんな方に、簡単にわかりやすく説明していきたいと思います。
 
 

爪の下処理(プレパレーション)

 
ジェルネイルを行う時に、いちばん初めに行う工程です。
 

 

 
まず、エタノールなどの消毒液を染み込ませたコットンで、爪、指先を消毒します。
 
 
ネイルサロンでは、当たり前の様に行う工程ですが、自宅で自分で行うセルフネイルだと、消毒をしないまま始める方も多いと思います。
 
しかし、爪の消毒は、爪の病気を防いだり、爪の油分を拭き取り、ジェルの持ちを良くしてくれる重要な工程です。
 
忘れずに、消毒してくださいね。 
 
 
それから、ジェルネイルを行う前の、ハンドクリームやオイルはNGです。その場合も、しっかりと爪の油分を拭き取てください。
 
 
 
それでは、まず爪の形を整えていきます。
使うのは、エメリーボード。爪ヤスリです。
180グリッター(ヤスリの粗さを表しています)のものを必ず使って下さい。
 
 
 
まず、爪の際まっすぐエメリーボードを当てて、まっすぐ削って整えます。反対側の際も同じです。

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次に、爪を横から見て45度になるようにエメリーボードを当て、綺麗な形と長さに整えていきます。

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最後に、爪の下側にエメリーボードを当てます。
写真の角度です。爪の生え際部分を削って、綺麗に整えます。
 
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5本整えたら、完了です。
 
 
 
 
次の工程です。
プッシャーという物で、爪の根元(キューティクル)の甘皮を押し上げます。
痛いと思ったら、無理をしないでください。

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これは、前回のブログで紹介したストーンプッシャーや、木で出来た細い棒(ウッドスティック)でも代用できます。
 
 
甘皮を押し上げたら、次は、ストーンプッシャーで、甘皮の周りを綺麗に削ります。(擦るという表現の方がしっくりきます)
 

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削った(擦った)後です。
 

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ジェルは、ツルツルとしたところには、しっかりとはくっつかない性質です。この↑の工程で、甘皮周りに傷が付き、ジェルがしっかりフィットします。(サンディング)
 
 
その後、爪の表面をバッファーで軽く削ります。磨くような感じです。
表面のデコボコをを整えます
 
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余分な粉をネイルブラシではらい、
エタノール消毒液を含んだコットンで、綺麗に拭きとります
 

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これで、下処理(プレパレーション)は終了です。
 
 
お疲れ様でした。
 
 
 
この下処理(プレパレーション)は、ジェルネイルをするのに、必ず行う工程で、共通しています。
面倒くさがらずに、丁寧に行う様にしてください。
 
 
 
 
次からは、ジェルを塗っていく工程になります。